講演等
- さかなの卵の進化 ~ 薄い卵膜と厚い卵膜。それを軟化する酵素と可溶化する酵素 ~
長崎大学 水産学部 長崎最西端 進化生態学セミナー(招待あり)
2018年9月 - 非モデル生物をつかった基礎研究~卵が教えてくれるサカナの進化~
城西大学 薬学研究科 先端特論(招待あり)
2018年6月 - 真骨魚類の卵膜とそれを分解する孵化酵素の共進化
東洋大学 生命科学部 特別講義(招待あり)
2017年12月 - 真骨魚類孵化酵素の機能進化~遺伝子重複後の新規機能獲得機構~
東京大学 水産実験所 水圏生物科学特別講義
2017年6月
国際学会
- Kaori Sano, Reo Yokokawa, Shinji Kanda, Shigeki Yasumasu
“Different role of liver-derived and ovarian-derived ZP proteins in egg envelope formation of medaka Oryzias latipes.”
- Mari Kawaguchi, Kaori Sano, and Shigeki Yasumasu
“Sub-functionalization of hatching enzyme genes during evolution of sticklebacks”
9th International Conference on Stickleback Behavior and Evolution, Kyoto, Japan, 2018 July 3-7. (poster) - Shigeki Yasumasu, Kaori Sano, Tatsuki Nagasawa, and Mari Kawaguchi.
“Co-evolution of fish hatching enzyme and its substrate.”
Society for Integrative and Comparative Biology, San Francisco, USA, 2018 January 6. (poster) - Kaori Sano, Shuhei Ohno, Akitaka Izuha, Keisuke Imai, Mari Kawaguchi, and Shigeki Yasumasu.
“Neofunctionalization of duplicated hatching enzyme genes in the teleost evolution.”
Society for Integrative and Comparative Biology, San Francisco, USA, 2018 January 6. (poster) - Shigeki Yasumasu, Kaori Sano, Tatsuki Nagasawa, and Mari Kawaguchi.
“Molecular co-evolution of a hatching enzyme and its substrate.”
Joint Meeting of the 22nd International Congress of Zoology and the 87th meeting of Zoological Society of Japan, Okinawa, Japan, 2016 November. (poster) - Kaori Sano, Shuhei Ohno, Akitaka Izuha, Mari Kawaguchi, Shigeki Yasumasu.
“Production of a neofunctionalized hatching enzyme from a recombinant enzyme with ancestral activity by amino acid mutation.”
Joint Meeting of the 22nd International Congress of Zoology and the 87th meeting of Zoological Society of Japan, Okinawa, Japan, 2016 November. (poster) - “Inferring the evolution of teleostean zp genes based on the site of expression.”
Kaori Sano, Mari Kawaguchi, and Shigeki Yasumasu.
International Symposium on the Mechanisms of Sexual Reproduction in Animals and Plants. Joint Meeting of the 2nd Allo-authenticating Meetinga and the 5th Egg-Coat Meeting (MCBEEC), Nagoya, Japan, 2012 November. (poster) - “Evolution of protein function: the mechanism of egg envelope digestion by fish hatching enzymes as a model.”
Kaori Sano, Mari Kawaguchi, and Shigeki Yasumasu.
Annual Conference of Society for Molecular Biology and Evolution, Kyoto, 2011 July. (poster) - “Evolution of the mechanism of egg envelope digestion by fish hatching enzyme.”
Kaori Sano, Mari Kawaguchi, Ichiro Iuchi, and Shigeki Yasumasu.
14th Evolutionary Biology Meeting, Marseilles, France, 2009 September. (poster)
国内学会
2023年度
- 横川玲央、西野良英、神田真司、安増茂樹、佐野香織
真骨魚類の進化過程で保存されている卵膜の微量成分であるzp遺伝子
第94回日本動物学会、山形、2023年9月(口頭発表) - 矢部真以、渡邊花菜、神田真司、佐野香織
外来性ZPタンパク質によるゼブラフィッシュの卵膜形成
第94回日本動物学会、山形、2023年9月(口頭発表) - 丸山倫加、青木隆晃、横川玲央、川口眞理、佐野香織、安増茂樹、井ノ口繭
メダカ卵巣で発現するZPB遺伝子の機能解析
第94回日本動物学会、山形、2023年9月(口頭発表) - 吉田純生、多鹿友喜、内田和子、桑原真人、佐野香織、鈴木孝幸、本道栄一、飯田敦夫
グッピーにおける未成熟卵での精子接着はBouncerに依存している
第94回日本動物学会、山形、2023年9月(口頭発表) - 矢部真以、渡邊花菜、神田真司、佐野香織
肝臓発現zp 遺伝子によるゼブラフィッシュ卵膜形成
第8回 ユニーク会、鹿児島、2023年9月(ポスター発表) - 朝日理久、宇田川陽秀、大城玲美子、佐野香織、中島滋、藤見峰彦
ヒスチジンと大豆イソフラボンの共摂取による白色脂肪組織の褐色化及び脂肪蓄積抑制の分子機構の解明
第96回日本生化学会、福岡、2023年10月
2022年度
- 横川玲央、渡邊花菜、西野良英、神田真司、安増茂樹、佐野香織
Choriogenin (Chg) ノックアウトメダカの卵膜の解析
- 佐野香織
真骨魚類は保存的な卵膜形成と多様化した卵膜形成の機構をあわせもつ
第56回日本魚類学会 シンポジウム「ゲノムが拓く魚類表現型多様性研究の新展開:分野横断的自然史研究と今後の展望」、大阪、2022年9月(口頭発表) - 横川玲央、渡邊花菜、西野良英、神田真司、安増茂樹、佐野香織
メダカの卵膜形成機構 ~肝臓発現ZPタンパク質と卵巣発現ZPタンパク質~
第93回日本動物学会、東京、2022年9月(口頭発表) - 中里 彩夏,佐野 香織,古旗 賢二
1 残基のアミノ酸置換がもたらすハバネロと夢祭りの
pAMT 酵素活性の違い
日本農芸化学会 2022年度大会、京都(オンライン開催)、2022年3月(口頭発表) - 大野 翔太朗,佐野 香織,橋本 雅司,中谷 祥恵,古旗 賢二
トウガラシ属植物に含まれるカプシエイト生成におけるcinnamyl alcohol dehydrogenase の関与の証明
日本農芸化学会 2022年度大会、京都(オンライン開催)、2022年3月(口頭発表) - 朝日理久、宇田川陽秀、大城玲美子、佐野香織、中島滋、藤見峰彦
ヒスチジンと大豆イソフラボンの共摂取が白色脂肪細胞に及ぼす影響
第29回 日本未病学会
2021年度
- 渡邊花菜、神田真司、佐野香織
卵巣由来zona pellucida (ZP)で卵膜を形成するゼブラフィッシュは血中に存在するZPで卵膜を形成する能力も備える
第92回日本動物学会、米子(オンライン開催)、2021年9月(ポスター発表) - 渡邊花菜、神田真司、佐野香織
魚類の卵膜は先に形成されたものほど最外層側になる~そのメカニズムの解明~
第7回 ユニーク会、東京、2021年9月(口頭発表) - 中里彩夏、佐野香織、鵜澤雄也、田中義行、古旗賢二
トウガラシの種間におけるカプサイシン合成効率の違い
第7回 ユニーク会、東京、2021年9月(口頭発表) - 中里 彩夏,佐野 香織,古旗 賢二
1 残基のアミノ酸置換がもたらすハバネロと夢祭りのpAMT 酵素活性の違い~そのメカニズムの解明~
日本農芸化学会 2022年度大会、京都(オンライン開催)、2022年3月(口頭発表)
2020年度
- 渡邊花菜・高橋希望・神田真司・佐野香織
魚類の肝臓由来および卵巣由来ZPによる卵膜形成機構の比較のためのリコンビナントZPの作製とトランスジェニック体の解析
第91回日本動物学会、online、2020年9月(ポスター発表)
2019年度
- 佐野香織・川口眞理・安増茂樹
孵化酵素遺伝子と卵膜遺伝子の共進化がもたらした魚類の多様な孵化機構
第90回日本動物学会シンポジウム「魚類の繁殖~多様すぎる形態と生理に分子生物学のメスを入れる~」、大阪、2019年9月(口頭発表) - 青柳晶大・古川史也・安元剛・佐野香織・神保充
ゼブラフィッシュ卵黄多核層における糖新生
第90回日本動物学会、大阪、2019年9月(口頭発表) - 佐野香織・藤本尊任・小林一輝
アユ卵の付着糸を構成するタンパク質の同定
第5回ユニーク会、京都、2019年8月(ポスター発表) - 中里彩夏・金島一樹・三澤悠貴・佐野香織・中谷祥恵・田中義行・古旗賢二
カプサイシン生合成におけるバニリルアミン生成への推定アミノトランスフェラーゼの関与
日本農芸化学会 2020年度大会、福岡(オンライン開催)、2020年3月(口頭発表) - 金島一樹・中里彩夏・佐野香織・中谷祥恵・田中義行・古旗賢二
カプサイシン生合成における推定アミノトラスフェラーゼのアミノ酸置換の影響
日本農芸化学会 2020年度大会、福岡(オンライン開催)、2020年3月(口頭発表) - 鵜澤雄也・金島一樹・中里彩夏・佐野香織・橋本雅司・中谷祥恵・古旗賢二
cinnamyl alcohol dehydrogenase (CAD)がトウガラシのカプシエイト生合成のキー酵素である
日本農芸化学会 2020年度大会、福岡(オンライン開催)、2020年3月(口頭発表) - 渡邊花菜・神田真司・佐野香織
メダカとゼブラフィッシュの肝臓由来および卵巣由来リコンビナントZPの作製
第72回日本動物学会関東支部、オンライン開催、2020年3月(ポスター発表) - 財田里梨花・大西洋・長澤竜樹・加用大地・神田真司・安増茂樹・佐野香織
下位条鰭類は真骨魚類よりも両生類に類似した卵膜硬化機構をもつ
第72回日本動物学会関東支部、オンライン開催、2020年3月(ポスター発表)
2018年度
- 佐野香織・大西洋・長澤竜樹・安増茂樹
真骨魚類に至る卵膜遺伝子の進化
第89回日本動物学会、札幌、2018年9月(ポスター発表) - 佐野香織・大西洋・長澤竜樹
卵膜遺伝子とその硬化機構の進化~両生類・下位条鰭類・真骨魚類~
第4回ユニークな少数派実験動物を扱う若手が最先端アプローチを勉強する会、東京、2018年8月(ポスター発表)
2017年度
- 佐野香織・横山莉沙・竹垣毅・川口眞理
ロウソクギンポRhabdoblennius nitidusの孵化におけるオスのアシスト
第50回日本魚類学会、函館、2017年9月(ポスター発表) - 佐野香織・原島捺美・今井慶介・出羽哲理・川口眞理・安増茂樹
孵化酵素遺伝子の新規機能獲得機構
第88回日本動物学会、富山、2017年9月(口頭発表) - 西野良英・安増茂樹・川口眞理・佐野香織
メダカ卵巣で発現するZP 遺伝子の機能解析
第88回日本動物学会、富山、2017年9月(口頭発表) - Kaori Sano, Keisuke Imai, Akitaka Izuha, Mari Kawaguchi, Shigeki Yasumasu
The four amino acid substitutions induce the neofunctionalization of duplicated medaka hatching enzyme genes
DDBJ 30周年記念シンポジウム、三島、2017年5月(ポスター発表) - 佐野香織
卵膜遺伝子の進化~古代魚からメダカまで~
第3回ユニークな少数派実験動物を扱う若手が最先端アプローチを勉強する会、岡崎、2017年8月 - 佐野香織
硬骨魚類の多様な孵化機構~卵膜遺伝子と孵化酵素遺伝子の共進化~
第70回日本動物学会関東支部公開シンポジウム「魚類の多様な世界 ~魚はどのように進化したのか~」、東京、2018年3月(口頭発表)
2016年度
- 佐野香織・島田将・川口眞理・安増茂樹
真骨魚類卵膜遺伝子の進化
第18回日本進化学会、東京、2016年8月(ポスター発表)
2015年度
- 佐野香織・大野修平・川口眞理・安増茂樹
真骨魚類孵化酵素遺伝子の新規機能獲得に関与するアミノ酸残基の同定
第86回日本動物学会、新潟、2015年9月(口頭発表) - 佐野香織・川口眞理・安増茂樹
真骨魚類孵化酵素の卵膜分解機構の進化
第48回日本魚類学会、奈良、2015年9月(口頭発表) - 佐野香織・出羽哲理・川口眞理・安増茂樹
変異組換えタンパク質を用いた真骨魚類孵化酵素の新規機能獲得過程の推察
第17回日本進化学会、東京、2015年8月(口頭発表)
2014年度
- 佐野香織・川口眞理・壬生秀樹・大澤崇純・安増茂樹
カライワシ類ハモとマアナゴの卵膜遺伝子の発現解析
第85回日本動物学会、仙台、2014年9月(口頭発表) - 佐野香織・壬生秀樹・川口眞理・大澤崇純・安増茂樹
真骨魚類における卵膜遺伝子と孵化酵素遺伝子の共進化
第16回日本進化学会、大阪、2014年8月(ポスター発表)
2013年度
- 佐野香織・川口眞理・富田憲司・安増茂樹
ニシンの卵膜の2層構造~卵巣由来と肝臓由来の卵膜~
第84回日本動物学会、岡山、2013年9月(口頭発表) - 佐野香織・川口眞理・渡部諭史・安増茂樹
魚類の2つの進化系統において異なった運命をたどった孵化酵素の重複遺伝子
第15回日本進化学会、つくば、2013年8月(口頭発表)
2012年度
- ※※※※
第83回日本動物学会、大阪、2012年9月(ポスター発表)
- 佐野香織・川口眞理・安増茂樹
魚類の卵膜構成タンパク質とその遺伝子の進化
第14回日本進化学会、東京、2012年8月(ポスター発表)
2011年度
- 佐野香織・川口眞理・井内一郎・安増茂樹
ニシン・骨鰾類の2種の孵化酵素の卵膜分解機構
第82回日本動物学会、旭川、2011年9月(ポスター発表) - 佐野香織・川口眞理・安増茂樹
タンパク質機能の進化:魚類孵化酵素による卵膜分解メカニズム
第13回日本進化学会、京都、2011年7月(ポスター発表)
2010年度
- 佐野香織・川口眞理・渡部諭史・井内一郎・安増茂樹
ミルクフィッシュの2種の孵化酵素による卵膜分解機構
第81回日本動物学会、東京、2010年9月(口頭発表) - 佐野香織・川口眞理・渡部諭史・井内一郎・安増茂樹
2種の孵化酵素をもつミルクフィッシュChanos chanosの卵膜分解機構とその進化
第12回日本進化学会、東京、2010年8月(口頭発表)
2009年度
- 佐野香織・川口眞理・吉川昌之・井内一郎・安増茂樹
硬骨魚類卵膜構成タンパク質の合成場所の起源
第80回日本動物学会、静岡、2009年9月(ポスター発表)
2008年度
- 佐野香織・川口眞理・井内一郎・安増茂樹
ウナギ孵化酵素の卵膜分解特異性から考察した卵膜分解機構の進化
第79回日本動物学会、福岡、2008年9月(口頭発表) - 佐野香織・川口眞理・井内一郎・安増茂樹
硬骨魚類孵化酵素の卵膜分解機構における機能進化
第10回日本進化学会、東京、2008年8月(口頭発表)
2007年度
- 佐野香織・安増茂樹・吉川昌之・川口眞理・井内一郎
ウナギ孵化酵素の精製とその卵膜分解機構
第78回日本動物学会、弘前、2007年9月(口頭発表) - 佐野香織・安増茂樹・猪早敬二・吉崎範夫・川口眞理・井内一郎
ゼブラフィッシュの孵化酵素とその卵膜分解機構
第13回小型魚類研究会、東京、2007年9月(ポスター発表)
2006年度
- 佐野香織・安増茂樹・猪早敬二・吉崎範夫・川口眞理・井内一郎
単一酵素系としてのゼブラフィッシュ胚の孵化酵素
第59回日本動物学会(関東支部会)、東京、2007年3月(ポスター発表)
書籍
- In Medaka: A Model for Organogenesis, Human Disease and Evolution.
chapter 24: Molecular Evolution of Teleostean Hatching Enzymes and Their Egg Envelope Digestion Mechanism: An aspect of Co-Evolution of Protease and Substrate.
Springer Japan
chapter 24: 361-374
ISBN: 9784431926917 - 遺伝子から解き明かす「魚」の不思議な世界
「11章 魚の卵の膜とそれを分解する酵素の共進化」
一色出版
p. 313-349
ISBN: 978-4-910389-07-3